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Oの遺伝子

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更新日 2008-04-29 | 作成日 2007-11-04

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Oの遺伝子は茶色(オレンジ)を入れるか入れないか決定している遺伝子です。
O遺伝子は他の遺伝子と違い性染色体のX染色体上にある為オスとメスでは遺伝の仕方が異なります。
Oとoに優劣が無いため複雑な模様が現れます。

●オスの場合
  性染色体がXYの為O遺伝子はひとつしか持てない。

  オスはO遺伝子をひとつ持っていると茶色になります。

             ww A- O D- ii T- B- C- ss L-

●メスの場合
  性染色体がXXの為O遺伝子をふたつ持っている。

 OOの場合       ww A- OO D- ii T- B- C- ss L-       茶色になる。
 Ooの場合       ww A- Oo D- ii T- B- C- ss L-       茶色と黒が同時に発色する。(サビ・べっこう)
                                             白斑遺伝子(S)が加わると三毛猫になる。

                

三毛猫にオスがいないのはOoの遺伝子を持てない為でサビやべっこうも同じ理由によりメス猫です。
逆に茶色猫(白斑含む)は遺伝子の組み合わせの確率によりオス猫が多いのも事実です。

DSC_0639.JPG三毛猫

DSC_3337.JPG複雑模様のサビ猫


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